VOICE 5. (スタッフ紹介)

N031 「 頑張る意味 」

田中安美( たなか やすみ )

所属:制作部 ディレクター
オルタスジャパン

上京し、この業界に入って4年が経ちました。
私の実家は、山形のド田舎です。
最寄りのコンビニまで車で15分、駅からのバスは予約制で、熊やうさぎが出る…。
そんな田中家で暮らす幼い頃の私にとってテレビは、ビックリ箱のようなものでした。
電源を入れれば、ド田舎では見たことのないような別世界が広がり、
芸能人が楽しそうに笑っているし、東京にはこんな女の子がいるのか、
世界にはこんな場所があるのかと驚愕していました。 

私はその魅力に取り憑かれ、裏側に憧れ、この業界に。
実際、現実は厳しく、ディレクターとして作らせてもらった今年は特に辛く、
泣いたこともありました。 

そんな時に思い出すのは、
田中家でまだアナログ放送のテレビに張り付いて、キラキラした目で観る幼い頃の自分。
まずは彼女を裏切らないよう一生懸命やるべきことを。
そしていつか自分なりの企画を通してもっと驚かせてやれればと思います。

N030 「湯を沸かすほどの…」

紅林拓哉(くればやし たくや )

所属:制作部 ディレクター
オルタスジャパン

とある銭湯の番頭に話を聞きに行ったときのこと。

「銭湯って、ハレとケで分ければケなんだよね。
日常の延長線上にある。でも、ケの中でもハレのような居場所を僕らは目指してる。
貴方たちの仕事と似てるんじゃないかなあ」

この言葉を聞き、「はて?」と思った。
その場ですぐに話を飲み込めるほど僕は賢くない。
後日、銭湯に浸からせてもらいながら、
その言葉の意味をぷかぷかと思い浮かべてみる。

銭湯は好きだなあ。
まず、家の風呂より熱めの湯に浸かる特別感。
泡が出たりサウナがあったりなかなか飽きは来ない。
のぼせてくると頭が空っぽになってきて、
悩みなんかも湯気と一緒に高い天井に消えていって…。
上がった後にフルーツ牛乳を渇いた喉にぶちこめば、
最高だったな~なんて言葉しか出てこない。
家に帰ってもポカポカと温まっていて、
冷たいビールを流し込みたくなる情動に駆り立てられ、
一日の締めとしては最高級の幸せが…あれ何の話だったっけ。

いつもみているテレビの中でも、ちょっとハレ的な存在。
銭湯みたいなドキュメンタリーが作れたら最高ってことなんだろうか。
うーん、簡単に言い過ぎた。もっと勉強します。

N029 「 企画を通したい 」

西澤輝隼(にしざわ きじゅん)

所属:制作部 ディレクター
オルタスジャパン

先日、同級生がドキュメンタリーを仕事としてしか取り組まない
人間がムカつくと言っていた。
他人の人生に、土足で踏み入ることの罪の重さを
自覚しろということだろう。

学生のころとは違い、毎日何かしらの番組につき、
ドキュメンタリーを制作できることが当たり前だと錯覚しつつある。
他者を撮ることの重み、作品を作れることのありがたみが
徐々に薄れつつある。
もちろん、ADとして覚えるべきことはまだまだたくさんあり、
いっぱいいっぱいだからということもあるが、
同級生の言葉は重く突き刺さった。

撮るべきものは何か、
その結果背負うべきものは何か、改めて考えたい。
制作できる環境は常に与えられるものではない。
一年目ということもあり、ADとして様々な番組の現場を
経験させていただいているだけである。
企画募集は常にある。いち早く、企画を通したい。

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