BS12スペシャル「人間の履歴書~歯が語る生きた証~」 3月28日(土)[BS12トゥエルビ] 

[放送日時]2020年3月28日(土)19:00~20:00
<再放送>2020年4月24日(金)21:00~22:00


歯から辿る、遺体の身元確認。
海外に後れを取る災害大国 日本の課題は?

年齢の推定ができ、治療痕などから
その人の生活状況まで分かる「歯」は、
「人間の履歴書」とも言われ、
遺体の身元確認の有効な手段となる。

東日本大震災では延べ3000人の歯科医師が
遺体の身元確認にあたった。
その一人、千葉大学法医学教室の
歯科法医学者・斉藤久子さんは、
日本の大規模災害時の遺体身元確認システムに
多くの課題を感じ、女性歯科医師9名で
「JUMP(日本身元不明・行方不明者対策チーム)」を結成。
警察との合同訓練や海外視察などを行っている。
東日本大震災による行方不明者は2500人以上。
そして、今も身元が分からない遺体も存在している。
宮城県警には、震災から9年経った現在も震災に特化した
「身元不明・行方不明者捜査班」がある。
捜査班長の菅原信一さんは
「身元特定には遺族が納得できる根拠が必要」と
情報が少ない中、地道な捜査を続けている。

遺体の身元確認の重要性を
過去の災害から学んだ日本がこれからすべきこととは?

ナレーター:眞島秀和

https://www.twellv.co.jp/program/documentary/bs12-sp/archive-bs12-sp/bs12-sp_04/

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