2023年

7月6日、都内にて開催された「第39回ATP賞テレビグランプリ」受賞式において、ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞していた『ETV特集 ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年』(オルタスジャパン、NHKエデュケーショナル/NHK Eテレ)がグランプリに輝きました。

同番組は、ウクライナの戦争の最前線で映像を記録・発信し続ける市民兵のブラッドことヴォロディーミル・デムチェンコが記録した500時間を超す映像日記を通して、ひとりのウクライナ青年の8年間の心の軌跡を描いたドキュメンタリー作品です。

 <制作スタッフ>
 ディレクター  :西野 晶
 取材      :浅川芳穂
 プロデューサー :吉岡 攻

受賞した西野晶ディレクターは「まったく予想していなかったので、心臓がドキドキ言っています。本当に重くて立派なトロフィーを本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

「私が撮影した映像ではなく、ウクライナで今も戦っているブラッドが撮影した映像をみなさんに届けられたこと、見てもらえたことがいちばん嬉しくて、こういう風に注目してもらったことでウクライナで協力してくださった方々にも嬉しい報告ができて、少しは励ますことができるかな」と語りました。

★「第39回ATP賞テレビグランプリ」とは…

「ATP賞」は、製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞です。

ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで作品を募集し、毎年100本を超える応募作品の中からグランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれます。

第39回にあたる今回は、

<最優秀賞>
・ドラマ部門:『silent』(AOI Pro./フジテレビ)
・ドキュメンタリー部門:『ETV特集 ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年』(オルタスジャパン、NHKエデュケーショナル/NHK Eテレ)
・情報・バラエティ部門:『一軒家丸ごと壊す』(テレビ朝日映像/テレビ東京)

<特別賞>
・『タモリ倶楽部』(『タモリ倶楽部』制作チーム)

などがすでに受賞しており、このたび各部門の最優秀作品の中から「第39回ATP賞テレビグランプリ」として、『ETV特集 ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年』が選出されました。

第39回 ATP賞 最優秀賞
ドキュメンタリー部門

NHK-Eテレ
ETV特集
「ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年」

第29回 日本映画テレビ編集協会(JSE)賞
テレビ部門 最優秀編集賞

最優秀編集賞 岡崎正宏

NHK-Eテレ
ETV特集
「ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年」

第60回 ギャラクシー賞 奨励賞

NHK-Eテレ
ETV特集
君が見つめたあの日のあとに~高校生の沖縄復帰50年~

 

2022年

第38回ATP賞 奨励賞

NHK
BS1スペシャル
五輪の厨房密着800日 選手村食堂の秘められたドラマ

 

2021年

第37回ATP賞 最優秀新人賞

榎本 雪子(ディレクター)
ザ・ノンフィクション
家族のカタチ ~ふたりのお母さんがいる家~

第37回ATP賞 奨励賞

TBS
情熱大陸
河岡義裕 ウイルス学者

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