[放送日時]
〈テレビ東京〉
2020年12月1日(火)22:00〜22:54
〈BSテレ東〉
2020年12月14日(月)18:00〜18:54
火に弱い、揺れに弱い、ということもあり廃れていった
「木造建築」。
しかし、今、かつての勢いを取り戻しつつある。
街中には木材をふんだんに使った建物が増え、
「木のぬくもりを感じられる」と好評だ。
国立競技場をはじめ木造建築を数多く手がけてきた
建築家の隈研吾さんは
「21世紀は木の世紀。木造建築ルネサンスになります」
と熱く語る。
「木造の復権」、その背景にあるのが、
耐火、耐震という木造の弱点をカバーする新技術の登場だ。
しかし、それらの技術を施した木材を一般の住宅に広めるには、
コストの壁が立ちはだかる。
国土の3分の2が木々で覆われた”森林大国ニッポン”。
国産の木材の有効活用は、荒れた森を救うことにもつながる。
果たして、壁を乗り越え、木造を広めることはできるのか?
新たな建築にかける人々を追う。