【6月20日(日)MBS/TBS系】情熱大陸/ボイストレーナー佐藤涼子

  • TBS
[放送日時]
MBS系列TBS
2021年6月20日(日) 23:15〜

日本の音楽業界を支えるボイストレーナー

生徒との“愛の日々”に迫る

Mr.Children・桜井和寿、SEKAI NO OWARI、LiSAなど、名だたるトップアーティストが
絶大の信頼を寄せるボイストレーナー佐藤涼子、57歳。
ボイストレーナー歴32年目であり、過去10年間でNHK紅白歌合戦に出場した担当
アーティストは、60人以上にものぼる。

佐藤の代名詞とも言える、独自の発声法「オタケビ」は腹圧を使い
「おぉ〜」と低音から高音まで一気に出すことで、声帯のストレッチができるという
もの。

ライブや音楽番組の本番前、生徒はもちろん、生徒以外のアーティストも真似をする
ほど、名のしれた発声法だ。

佐藤の拠点は、自身が経営するレッスンスタジオ。
1日6人〜7人のアーティストがお忍びで訪れ、ジャンルは、J-POPやロック、ヒップ
ホップなど多岐にわたる。

「レコーディングの直前で」と駆け込んできたアーティストには歌が魅力的になるア
クセントを細かく提案。
表現力の幅を広げ、曲全体を構成していく。
「ロングトーンが続かない」とやってきたアーティストには、声のもととなる腹圧を
鍛えるトレーニングを入念に行う。
時に佐藤は、心に闇を抱えたアーティストを回復に導き、内面まで鍛える。
“心技体”を極める「歌道・りょんりょん流」は業界でも高く評価され、門を叩く生徒
は後を絶たない。
佐藤の活動の場は、レッスンスタジオだけではない。
担当アーティストのツアーや音楽番組へも帯同し、心身ともに支えている。
番組では、佐藤が目をかけて指導している、同年代から圧倒的な支持を受ける若手アー
ティスト・ちゃんみなのツアーの舞台裏に密着。

さらに、佐藤のルーツを辿るため、生まれ故郷の山形へ。
亡き父が作ったオーディオルームやプロを目指して練習した蔵が佐藤の帰りを待って
いた…。時に勇ましく、時に少女のような佐藤。
彼女と生徒の愛に溢れた日々に迫った。

プロフィール

1963年、山形県庄内町生まれ。音楽一家で4歳からピアノを習う。
国立音楽大学声楽科を卒業後、二期会オペラスタジオの研究生として学び、数多くのオ
ペラの舞台に立つ。
30歳でゴスペル歌手・亀渕友香率いるコーラスグループのメンバーとなり数々のステージ、
TVに出演。その頃亀渕に誘われ、本格的にボイストレーナーとなる。
35歳で独立し、自身のレッスンスタジオを開校。2009年には弟子がレッスンを担当する
第二教室を開校。アマチュアからプロまで幅広く歌唱指導を行う。

https://www.mbs.jp/jounetsu/

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